セミナー「災害時における水の確保-地下水利用の現状と課題をさぐる-」

会告(PDF)は >> こちら

開催案内(申込受付1/13(月)まで)

主催:公益社団法人 日本地下水学会 

2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)、2016年の熊本地震、2018年の北海道胆振東部地震など2010年以降全国的に大きな地震が頻発しており、さらに今後30年以内に80%以上の確率でマグニチュード8以上の巨大地震が南海トラフや根室沖で起こることが予想されています。また近年では、台風や集中豪雨による豪雨災害なども多数発生しています。このような災害時には生活用水をどれだけ迅速に確保できるかが非常に重要になってきます。各自治体による防災計画では、水道の早期復旧による対応が想定されていますが、例えば、熊本地域では、熊本地震の際に発生した大規模な断水の完全復旧には最大20日間程度を要しました(くまもと地下水財団、2016)。また、東日本大震災では、水道管の破損のみでなく配水池の崩壊や浄水場の被災などにより、広範囲にわたり長期間の断水を余儀なくされました(古米、2012)。このような災害時に地下水は生活用水として重要な水源となり得ると考えられます。 

1995年の兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)では、緊急の生活用水源として井戸水が大きな力を発揮し、その後、神戸市の提言により、国土交通省が全国の自治体に対し、災害時協力井戸制度の導入を促しました。本学会においても2012年にシンポジウム「震災時の非常用水源としての地下水利用の在り方」を開催し、国や自治体を中心に地震時の地下水利用についての取り組みを紹介しました。その後、2014年に水循環基本法が制定され、2018年からスタートした内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「国家レジリエンス(防災・減災)の強化」に災害時地下水利用システム開発が組み込まれるなど、地下水を取り巻く環境は近年大きく変化してきています。しかしながら、地下水に関する学術研究の現場と自治体の現状には大きな隔たりがあり、過去の研究や体験によって得られた知見を将来に活かすためには、産学官が互いの現状を適切に把握しつつ、連携・協力を進めていくことが必要不可欠です。

このような観点から、今回地下水学会では国レベルの対応状況、自治体での経験や準備状況などについて専門家や担当者をお招きし、被災時の地下水利用のあり方について考える機会を設けることといしたしました。被災時の非常用水源としての地下水利用はどうあるべきかについて、専門家や自治体関係者のみならず一般の皆様も対象として広く理解を深める機会としたいと思います。

日時

 令和2年1月17日(金)13:00~17:00

場所

日本大学文理学部 3号館3206教室

東京都世田谷区桜上水 3-25-40

 > アクセスマップ

参加費

 正会員:特別会員:3,000円、準会員(学生会員):1,000円、非会員(学生以外):3,000円、自治体関係者・学生:2,000円

※1:参加費は事前振込み,当日支払いどちらも可能です。なお,参加申込み前に入会申込みをしていただければ,会員扱いとさせていただきます(入会申込みについては、学会ホームページ(http://www.jagh.jp/jp/g/join/)でご確認下さい)。振込み先については,参加登録後に事務局より口座をお知らせいたします。

※2:報道機関の取材申し込みは、直接、事務局にFAXまたはメールにてご連絡下さい。

定員: 100名程度

内容:

13:00~13:10  開会挨拶

13:10~13:40 国土強靭化計画に基づく震災時の地下水利用に対する考え方(仮)

 (五十嵐 崇博氏:応用地質㈱)

13:40~14:40 SIPの研究対象地域である濃尾平野における地下水研究事例

 13:40~14:10 濃尾平野の扇状地河川からの地下水涵養・流動特性

 (神谷 浩二氏:岐阜大学)

 14:10~14:40 濃尾平野の地盤沈下を考慮した適性揚水量の検討事例(仮)

 (大東 憲二氏:大同大学)

14:40~15:00  休憩

15:00~16:00 自治体の取り組み

 15:00~15:30 熊本地震時の水利用の被害状況と対応事例、教訓(仮)

 (永田 努氏:熊本市環境局)

 15:30~16:00 秦野市における被災時地下水利用の準備状況

 (谷 芳生氏:秦野市環境産業部)

16:00~16:30 健全な地下水資源活用のための提言

 -東日本大震災での井戸の被害状況-(仮)

 (石塚 学氏:全国さく井協会)

16:30~16:50 全体質疑

15:50~17:00  閉会挨拶

CPD単位:3.3

学会整理番号:2019-12

参加申込

  • メール: 下記のフォームに必要事項を記載の上、学会事務局chikasui@nifty.comまでお送り下さい。
  • FAX:  下記のフォームに必要事項を記載の上、学会事務局03-3549-1135にお送り下さい。
  • web:  専用登録フォームからお申込みください。

メールおよびFAXいずれの場合も,学会事務局より,折り返し,申込確認のご連絡を差し上げますので,この連絡を持って参加登録とさせて頂きます。

学会事務局から折り返しの確認連絡がない場合は,お手数ですが事務局にお問い合わせください。


申込用紙

セミナー「災害時における水の確保-地下水利用の現状と課題をさぐる-」

・参加者氏名:

・所属(連絡先):

・郵便番号:

・住所:

・電話:

・e-mail:

・会員種別:正会員 準会員 特別会員 非会員(自治体関係者・一般・学生)

・参加費支払い方法:振込(事務局から振込先連絡) 当日持参(現金のみ)

・専門分野(任意)

 (**学生の場合は、学科あるいは専攻をご記入ください)


 申込〆切:令和2年1月10日(金)

申込み・問合せ先

公益社団法人 日本地下水学会

〒104-0045 東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座1008

TEL/FAX 03-3549-1135(毎週、月・水・金曜日) 

e-mail chikasui@nifty.com

 

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