地下水の有機物(TOC)はどれ位の値ですか?

TOCはTotal Organic Carbonの略で、水道では「有機物」、環境では「全有機炭素量」と呼ばれます。水道法に基づく有機物の水質基準値は3mg/L、井戸水の場合、高くても1mg/L程度です。ある都道府県の水道局のデータによれば、浄水場の水道原水である河川水のTOC経年変化(1960~2010頃)では2mg/L程度でした。

水道分野では、TOCは、滅菌処理の時に塩素と反応して異味や異臭を発生する基質(原料物質)としての指標です。TOCが高いと塩素と有機物が化学反応を起こし、水道水を美味しくなくす物質を浄水過程で生成します。環境分野では、TOCはBOD、CODと同様、水の有機汚濁の指標として使われます。

TOCの測定は、水を高温で燃やして発生するCO2濃度を赤外線で測定し、常温で、酸で気化させた無機CO2濃度を差し引いて、有機CO2(TOC)の値にします。TOC測定器は市販されています。

 

 

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