降雨による地下水涵養量は年間でどのくらいあるの?

地下水循環の観点から見ると、降雨によって地下水を涵養した水は、地下水が河川に流れ出る水量(河川の地下水流出量 Rg)にほぼ等しくなると考えられます。ただしこの値は、地下水が直接、海底へ流れ出る量などを無視しています。
わが国では、このRg(河川の地下水流出量)は河川の渇水流量にほぼ等しいと考えられており、流量年表による全国平均値は1.1ミリ/日とされています。
(地下水ハンドブック 建設産業調査会 1998参照)
この数値を用いれば、降雨による地下水涵養量は概ね400ミリ/年程度と考えられます。
また別の文献(地下水学用語辞典:山本荘毅 古今書院1986 )によれば、地下水涵養量は、その土地の地質条件、地表の被覆状態、補給源となる降雨量や降雪量とも大きく関係しますが「日本では1日に平均約1mmである」とされています。
これらのことから、面積37万8000km2の日本においては年間約400mm、つまり1500億tの水が地下水に涵養されていることになります。

 

 

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