おいしい水(地下水)とはどんなものですか?

旧厚生省「おいしい水研究会」(昭和60年4月)が提示している「おいしい水」の要件は、かつて水道水に対して、塩素臭が強い、カビ臭い、腐敗臭がする、という苦情が大都市を中心にたくさん寄せられたため、水道を所管していた厚生省が外部の人に委託して作ったガイドラインです。飲用を目的とした水道水を対象にしているため、水温(飲用時)、残留塩素、臭気度が項目として含まれています。
現在では、水道水は大都市圏でもオゾンや活性炭処理などの高度処理が行われ、おいしい水道水に生まれ変わっています。このため、このガイドラインはほとんど意味がなくなり、現在では、国内の水道水のほとんどすべてがおいしい水研究会のガイドラインに適合していると思います。
人口70万人を超える熊本市や人口40万人の岐阜市では、上水道の水源をすべて地下水に依存しており、おいしい水道水として市民に飲用されています。もちろん、水道水であるため残留塩素を含んでいますが、添加量が微量のため塩素臭は加温してもしません。水道水源として地下水を利用した水道水を利用している人は、日本の人口の4人に1人の割合です。一方、河川水でも、名古屋市の水道水のように古くからおいしい水道水として広く知られています。
「おいしい」、「まずい」、は官能的な意味合いが強いため、曖昧さがあり、数値だけで判断することは、もともと無理があると思います。最近、「健康に良い」のように非科学的な表現も目に付きますがこれも根拠が全くありません。

 

 

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