地下水を尿路結石とは関係がありますか?

尿管結石に罹患する危険因子はシュウ酸と言われています。シュウ酸は地下水には含まれていません。シュウ酸を多く含む食品を摂取すると罹患率が高くなることが知られています。この悪玉のシュウ酸を体外に排泄して結石ができにくくする働きがあるのが、ミネラル成分であるカルシウムです。尿管結石に罹った人は、カルシウムを多く含む食品を積極的にとり、逆にシュウ酸を多く含む食品、例えば、ほうれん草、紅茶の摂取を控えめにすることが予防につながると言われています。
地下水の水質は様々で、カルシウム、ナトリウムなどのミネラル成分も地域や井戸の深さにより10倍以上の差があります。地下水(井戸水)を煮沸しても、溶けているミネラル成分は変化しません。そして煮沸を続けるとお湯が蒸発し、ミネラル成分は濃くなります。ただ、極めて高い濃度含まれている地下水(例えば温泉水)の場合には、煮沸を続けるとカルシウムが不溶化して白く濁り、ろ過をして濁りを取り除けば濃度は下がります。もっとも、このような白濁する地下水は日常の生活用水には一般に使用できません。
ばお、ミネラル成分を多く含む生活用水を何十年も常用している人が尿管結石に罹りやすいという疫学データ(医学的な統計データ)はありません。

 

 

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