冷却塔や揚水ポンプのまわりに白い固まりが付着しています。この原因は何ですか?

白い固形物は恐らくカルシウム系の成分(石灰成分)が析出した可能性が大きいと考えられます(断定できませんので、ご参考としてください)。「スケール」とも呼ばれ、溶存成分(特にカルシウムイオン)が多い井戸水でよくみられる現象です。有害な成分ではなく、金属表面をコーティングして腐食に対してプラスの効果もあります。但し、井戸水の使用目的(特に加温する場合)によっては、使用器具の目詰まりなど維持管理や耐用年数などに影響が出る場合がありますので、目に見えない場所での大量のスケールの発生などに注意を払う必要があります。
このことをハッキリさせるには、白い固まりを削り取って、ガラスの容器などに入れて、塩酸のような強い酸をかければ溶けることで分かります。強い塩酸を使用した場合には泡を吹いて溶けます。この泡は二酸化炭素(炭酸ガス)です。塩酸が手に入らないときは、家庭用の酸性のトイレ洗浄剤など(商品名:サンポールなど)でも確認出来ます。薄めずに直接使用して下さい。塩酸のようにすぐには溶けないと思いますが確認は出来ます。いずれも強い酸を使用するので取扱に注意し、確認が終わったらすぐに大量の水で洗い流して下さい。
可能であれば、水質検査を受けられることをお勧めします。検査項目は、硬度、またはカルシウムイオン濃度です。人体に対する有害成分ではないため、通常の簡易な飲料水検査では対象外の項目ですが、簡単に検査できます。空調設備や水処理業者などにご相談になって下さい。場合によっては、水道水への切り替え、併用が必要かもしれません。
なお可能性が少ないと思いますが、湿気の多い水回りなどに発生する微生物があります。例えば、ピンク色をした酵母、様々な色をしたカビなどです。いずれも人体に直接の害はありませんが、不快なものです。

 

 

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