「天然水の森」を科学する

「天然水の森」を科学する

サントリービジネスエキスパート(株)水科学研究所 著

J-FIC(2013)

紹介コメント

サントリーは、その生命線とも言える地下水を守るため、13都道府県16か所に広がる7,600haの森林で、同社の基幹事業として水源涵養活動を行っている。この活動では、水文、植生、林学のみならず、土壌、生物、防災、山村再生など、多様な分野の専門家との共同研究が進められている。本書はこれらの研究成果の一部を、研究テーマ毎に整理したものである。国土の約68%が森林である日本は、世界第二位の森林大国である。森林が有する自然資本としての多様な機能を保全し、有効に利用することが日本社会の持続的な発展に欠かせないとの認識が高まっている。本書で紹介された幅広い研究成果は、今後各地で行われる森林保全等の活用にも極めて有用である。

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