地下の環境を守るために 井戸と水みち
水みち研究会著
北斗出版(1998)
紹介コメント
著者の「水みち研究会」は湧水や地下水の保全に関心を持つ団体や個人が集まって構成されており、1988年より、東京の武蔵野地域で井戸調査を開始し市民 自らが足元の環境を考えてゆくための調査研究活動を行っている。この本は、1992年に出版された「水みちを探る---井戸と湧泉と地下水の保全のため に」(けやきブックレット)の続編で前著の後に知りえた情報を加味して作成されたものである。一般向きの本であるが、市民活動としての具体的な水みち調査 の活動成果がふんだんに盛り込まれており、その熱意を感じる1冊である。水の文化面についても記載も多く興味が湧く内容構成となっている。
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