ポンプ随想 井戸および地下水学入門

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ポンプ随想 井戸および地下水学入門

大島忠剛著

信山社(1995)

紹介コメント

日本では、水道の普及が進み手押しポンプの需要は少なくなっているが、現在も現役で使用されているところもある。第1章では、そのポンプについての概要と 共に井戸や地下水に関する話題について述べられている。海外ではこれから浅井戸ポンプが普及しようとする国々もあり、その紹介もされている。第2章のポン プ随想では、ポンプと生活文化・風俗に関する内容を随筆風に記載され、どこからでも読めるものとなっている。第3章は、専門的な地下水学に関する理論や方 程式などかなり専門的な内容となっており、大学生や専門家にとって役立つものである。参考文献も紹介され、さらに興味を持って調べてみる人の便宜を図って いる。著者は、雑学として誰かの役に立てればとの回想をしているが、ポンプについて様々な知識が網羅され役立つ本となっている。

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