八ヶ岳南麓の湧水群
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八ヶ岳に降り積もった雪が泉となって湧き出す三分一湧水は、昭和60年に環境省「日本の名水百選」に選定された「八ヶ岳南麓高原湧水群」の一つです。湧水を三方の村々に平等な水量で配分できるよう工夫したことが、この名の由来とのこと。三角形の石がそれを物語っています。毎年6月1日には「水元」と称される行事が、坂本家により行われているそうです。近くには「三分一湧水館」、有効落差7mで出力1.25kVAのクロスフロー水車発電機(小型水力発電機)、女取湧水(めとりゆうすい)、平山郁夫シルクロード美術館などもあり散策ができます。八ヶ岳南麓、JR小海線の甲斐小泉駅(駅の標高は1,044m、全JR駅中7位)付近にお立ち寄りの際は是非訪れてみてください。
※クロスフロー:慣流(かんりゅう)、貫いて流れるという意味。
【写真撮影:2016年6月】
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執筆担当:しん
情報掲載日:2017/02/19