井戸に歴史あり!「櫻の井」の脇で井伊直弼が暗殺
「地下水」とは違う形で歴史が刻まれている井戸があります。
東京都千代田区永田町、皇居外堀 桜田濠沿い(皇居から遠い方の側の歩道)。「櫻の井」は歌川広重「東都名所」の「外櫻田弁慶櫻の井」にも描かれている江戸の名水です。加藤清正が掘ったとも伝えられているその井戸は、1968年に道路工事が理由で10m移設されたそうですが、原型のまま復元されており東京都指定旧跡となっています。横幅が3mもあり、3本の釣瓶(つるべ)で一度に桶3杯の水が汲めたそうです。
【参考】 国会図書館「歌川広重「東都名所」の「外櫻田弁慶櫻の井」」
執筆担当:だい(代:しん)
情報掲載日:2017/11/23