地下水発電(トンネル湧水による発電)

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地下水発電(トンネル湧水による発電)

以前読んだ本に地下水発電の話があり、面白い利用の方法と思っていたところ、中日本高速道路会社(NEXCO中日本)によると、東海北陸自動車道飛騨トンネルの大野郡白川村側の坑口付近で、トンネル湧水(地下水)を活用した小規模な水力発電を行うとのこと。
これまでは、トンネル湧水の大部分は,坑口から河川に放流していたが,発電に有効利用してトンネル内の照明に使用される。発電は坑口取水水槽から10メートルの高低差を利用し水車発電機によって、50kw/hの発電量が見込まれ、これはトンネルで使用する照明用電力の約30%に相当し、年間約400万円の経費削減となり、年間195tのCO2の削減ができるとのこと。また、設置費用は約30年間で回収される見通しのようである。(2010/9/18 NEXCO中日本発表)

執筆担当:しん  

情報掲載日:2010/12/06