明治神宮 清正井
東京都渋谷区代々木、明治神宮内の御苑に清正井があります。花菖蒲田、いわいる谷津みたいな地形の奥、敷地の一番端が少し斜面になっていて、その下に湧き出る地下水が「清正井」として由緒ある清水とのこと。円形の井戸は木製だそうです。漏れ出る清水の水温は(訪れたのが1月なので気温が10℃以下のため)温かく感じました。おおよそ年間を通じて15℃前後だそうです。
近年、パワースポットとして紹介された影響でしょうか、湧き水に触れるための待ち行列が。私が訪れた日は入口で「30分ほど待ちます」と言われましたが、実際は15分程度でした。6~7月は菖蒲が咲いて綺麗な景観となるようです。超300年の歴史を経て今も湧き続ける都会のオアシスを是非訪れてみてはいかがでしょうか?
「名水・湧水散歩」(南 正時著)p38←「ブックリスト」のコーナーで紹介しています
「歩く楽しむ 東京の自然水」(早川 光著)p142
清正井
(明治神宮御苑内)
執筆担当:しん
情報掲載日:2018/01/08