東久留米湧水・清流研究会(代表 山口久福氏)※が湧水記録DVDを編集
公益社団法人日本地下水学会は、東久留米湧水・清流研究会が編集した湧水記録DVDを拝見しました。以下がその感想です。
※連絡先:東久留米湧水・清流研究会(代表 山口久福) TEL&FAX:042(473)2162
東久留米の湧水・清流記録ビデオ(DVD)を拝見した感想
・立野川、落合川、黒目川流域から湧き出す湧水と清流をくまなく映像に捕らえた115分に及ぶ長編の記録です。
・湧水量の多い場所は誰もが目に止めることができますが、水量の少ない護岸や河底、生い茂る樹木の間などからの
湧水をDVDに収めているところが良さといえます。
・映像だけを見ていると、同じような光景に特定の場所を見失うことがありそうです。付属の「湧水マップ」を見ながら、映像を見ることで場所の確認ができて、どのあたりからどのくらいの湧水があるのかを想像させてくれます。
・河川の上流ではわずかな浸み出しと流れであったものが数キロメートル下流の中流、下流域では川幅が広くなり、
清流がとうとうと流れる様は、この流域が湧水を育む地形と地質、そして古多摩川が残した大きな自然遺産であることを物語っています。
・この大きな自然遺産を地元の有志・自治体が清流保全都市として宣言し保全活動に取り組む姿には周辺はもとより後世の人々にも大きな財産を残すものと思います。
今後も、湧水と清流保全活動に打ち込まれることを心からお願い申しあげます。
執筆担当:公益社団法人日本地下水学会 市民コミュニケーション委員会
情報掲載日:2012/10/31