大規模な公共施設(浄水場建設、浄水処理、上下水道配管施工、下水処理場建設、下水処理)と、小規模な個別の設備(ポンプ設置と利用、個別浄化槽設置と利用)とを、どちらが地球環境に与える負荷が大きくなるのか?という視点で考えた場合、現在の下水道(公共施設)は、地域ごとで汚水を処理するコミュニティープラントや農村集落排水処理施設のような、小規模の下水道の建設が一般的で、建設単価も低く抑えられ、また汚水処理技術の進歩で河川に放流する処理水の水質も良好です。従って、個別浄化槽に比べて、処理水の水質が安定しており、下水道は環境への負荷は小さいと言えます。
なお、ご質問に対する回答は、あくまで回答者個人の見解です。