揚水した地下水を冷却等で使用後、地下へ還元する別井戸の太さ、ストレーナ位置の決め方は?

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一般に、還元井の適正注水量は、揚水井の適正揚水量に対して1/2とか1/3と言われていますが、もちろん、場所(取水対象層の性状)によって異なります。揚水量はストレーナ長と概ね比例しますが、井戸口径は例えば2倍になったからといって揚水量は2倍にならず、概ね2割増し程度です。注水量も同じ考え方をして、口径を大きくするよりも、ストレーナ長を2倍あるいは3倍長くした方がコスト面で得策です。もちろん取水対象層と同等の注水対象層の厚さがなければなりません。

一方、揚水井での揚水量が限界揚水量の例えば20%と少ない場合、還元井は揚水井と同等の井戸口径・ストレーナ長でも還元機能を果たすと思います。よって揚水井の限界揚水量と揚水量の関係も明らかにしておく必要があります。

教科書的な回答しかできませんが、詳しくは、現場の状況を把握している、さく泉業者等にお問い合わせ下さい。

なお、ご質問に対する回答は、あくまで回答者個人の見解です。