青柳段丘の湧水めぐり
はじめに
「青柳段丘の湧水めぐり」は2008年4月13日(日)、あいにくの雨模様の中、一般参加者・スタッフの合計23名が参加しました。肌寒く悪天候にもかかわらずご参加いただき、本当にありがとうございました。
コースは西国立駅を出発し、矢川緑地―東京都水道局谷保水源(井戸)―ママ下湧水公園―古民家―常盤の清水 の約5kmの散策コースでした。
この地域の周辺では開発が進む一方、ここではまだ農地が残っており、自然保護の活動が地道に行われている様子が伺えました。矢川いこいの広場では散策している地元の方から、城山公園 古民家では施設の管理を担当されているボランティアの方から、それぞれお話をお聞きすることができました。
今回の場所は1991年5月に島野安雄氏が撮影した写真と比較することができそうです。
水量が減っていることが分かります。地元の方のお話しでは、「これでも最近は水量が増えてきている」とのこと。一時期はほとんど水の無いことがあったそうです。
今回は直前に雨の日が多かったこともあって水量が多く、湧水めぐりとしては、素敵な水辺を見て回ることができました。ちょっとした崖があれば、その下に水がしみ出す場所を探すことができるかもしれません。皆様もそんな湧水を見つけてみてはいかがでしょうか。
スタッフ一同よりご参加いただきました皆様に心からお礼申し上げます。次回の企画をお楽しみに。