鉄、マンガンを含んだ水は見た目で無色透明であっても、放置しておくと時間の経過と共に空気が溶け込んで褐色を帯びるようになります。これは、還元状態にあった鉄やマンガンが酸化されて不溶性の鉄やマンガンに変化したために起こる現象です。鉄やマンガンの含有量が多い場合には、一晩置いておくと、容器の底に沈澱が生ずることも珍しくありません。水道分野では赤水、黒水という言葉がありますが、赤水は鉄による褐色の濁り、黒水はマンガンによる黒褐色の濁りをいいます。鉄が含まれていると色度だけではなく、味が悪くなります(金気味)。
なお、ご質問に対する回答は、あくまで回答者個人の見解です。
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